気まぐれ日記 2019年3月

2019年2月はここ

3月1日(金)「知識と経験の伝承・・・の風さん」
 昨日の雨が上がった。こうなると強い風が吹くのが当地の特徴だ。窓の外を見ると、木が揺れている。案の定だ。
 徐々に減らして来た本名での仕事が、今日もある。生産技術者ワークショップのアドバイザーの仕事だ。最終報告会で講評する仕事で、私を含めて3人である。3人のうち1人は会社の後輩なので、次年度は彼に任せ、私は誰かと交代したいと事務局へ伝えてある。それはたぶん実現するが、そうなると、また違った仕事の依頼が来る可能性もある。終わりなき戦いか(笑)。
 色々な意味でけじめをつけたくて、キャリーバッグにたくさん本を詰め込んで出発した。駅まで歩く間も、花粉症対策で、マスクをしメガネもかけている。
 今日は昼食は抜いた。時間確保とダイエットを意識している。
 現地に着いて、キャリーバッグの中身の処理に入った。拙著の販売と、購入してくれた人への別の本のプレゼント。それから、会社の後輩への本の贈呈。今回は、色々な本をとりまぜて、ゴアテックスのバッグに入れてプレゼントした。これまでの感謝と引き継ぎの気持ちである。
 講評の仕事を何とか終え、夜は懇親会になった。ここでも、参加者へ会社の経験談を語って、私なりのご奉公を終えた。中締めになったところで、老兵は退席した。久しぶりにビールを飲んで足元があぶなかった(笑)。
 ワイフと約束した通り、御座候(ござそうろう)という名の大判焼きを購入して帰宅した。
 遅いホットタイムになり、長女の結婚式のもう一つのビデオが届いていたので、ワイフと鑑賞した。エンドロールの出来が良すぎたので、今回のビデオは新鮮さと驚きに欠けた。記録としてはエンドロールを補てんする意味があったが。

3月2日(土)「町内会の心配事・・・の風さん」
 うららかな春の訪れ。そんな感じがする天気。昨日の仕事のために少しペースが乱れたが、今日から戻さねばならない。いや、ペースアップしなければならない。
 朝食はヨーグルト1個。ルーチン後に、1週間後に迫っている講演のレジュメを先ず完成させた。ベースがあるので、どこをカスタマイズするかが課題だったが、それが見つかったので仕上げることができた。残るは講演スライドだが、これはもう部品はどっさりあるので、レジュメに沿って構成するだけ。パターンの決まっている仕事は楽だ。
 ……と、外を見たら、近所の人が外へ出て来た。相談したいことがあったので、すぐ飛び出した。
 区(ここは自治会から区に昇格している)というより町内会の方が分かりやすいので、その表現を使うが、町内会の役員や組長は、学校と同じように、春に交代する。私も3年前に組長をやった。この交代時期にやや問題を感じた。組の構成というか内容に変化が生じているからだ。嬉しい転入と悲しい転出などがここ数年たくさん生じたからだ。新しい役員や組長にスムーズに引き継がれるためには、長い居住者同士で申し合わせが必要だと思った。
 相談はうまく行き、アクションアイテムも決めた。この週末で解決すればよいが。
 昼食はふだんの朝食メニューで済ませた。
 2階を中心とする片付けを少しやった。時間のかかる作業なので、気長に少しずつやるというやり方だ。
 次の児童書のための準備を始める時期に来ているので、企画書を再チェックし、調べてなかった人物を一人ネット検索で確かめた。現在取り組み中の長編ともかぶる人物である。
 用意ができたので、長編の執筆を再開した。
 途中で近所の人が報告に来てくれた。解決へ向けて前進した。明日もこの続きがある。

3月3日(日)「色々あり過ぎる・・・の風さん」
 一転して小雨の降る陰気な春模様(笑)。
 今朝もヨーグルト1個の朝食にし、月一の徹底風呂掃除。でも、天気が冴えないので、あまり景気よくはできなかった。ま、軽運動といった感じか(この時はそう思ったが、そうでないことが後で分かった)。
 ルーチンをさっと終えて、2階の洗面所の片付けの続きをした。物入れに空きスペースを作れる目途が立った。よしよし。
 大学の研究所時代の同窓会ニュースが来ていて、名簿をHPに初めてアップしたというので、アクセスしてみた。個人情報保護のためだろうか、たいした情報量になっていない。単なる名簿だった。ところが、何となくチェックしてよかった。逝去者リストの中に、研究室の後輩の名前を見つけたからだ。ここ数年、年賀状が来たり来なかったりしていた。昨年は来なかったので、今年は出さなかった。ところが来たので、急いで出した。その後輩が逝去者の中に?! 確かめなければならない。
 昼食は、通常の朝食のトーストとホットミルク。
 町内会の組長交代の件で、近所の人が報告に来てくれた。だんだん実態が明らかになってきた。新組長はやる気のある方だが、十分に引き継ぎがされていないことが分かった。近所の人に続いて、私もやることになり、すぐ新組長を訪ねた。
 若い方だったので、私の持っているデータを入れたUSBメモリを渡した。ところが、最近の情報で、私自身が分からないことがあり、近所の人に来てもらい、二人で話しながら、さらに情報提供した。これで、新組長はそれほど混乱することなく組長業務をスタートさせられるだろう。
 相変わらず小雨がぱらついていて、家に戻った時は、かなり疲労を感じた。風呂掃除の疲れか、朝と昼のダイエットのせいか、やはり老化なのか、よく分からないが、現実は直視しなければならない。
 うまい具合に、夕方のホットタイムになった。
 今日は、桃の節句ということで、ワイフが「いがまんじゅう」というのを買ってきた。よくあることだが、育った地域が違うと、常識が異なることがある。「いがまんじゅう」もその一つで、ワイフは、桃の節句の定番(常識)だと思っていた。私の人生ではほとんど経験がなかった。ワイフがスマホで調べてみたら、確かにワイフの育った地域の名物だった。ま、とにかく、なかなか美味いまんじゅうだった。
 作家活動は午前1時半まで。うーん、効率が上がらない。

3月4日(月)「これが一日の出来事?・・・の風さん」
 いつも寝坊と書いているが、外見的には、会社員なら遅刻だという意味だ。シャバから外れている人間として見れば、睡眠時間が論点になろう。そういう意味では、寝坊とは言えない。私の個人的な理想睡眠時間は7〜8時間と夢想していて(笑)、会社員時代はそれが達成できないために、週末に寝だめというか補充していた。シャバから外れて5年間、その夢想している理想睡眠時間は、必ずしも確保できていない。バラツキというか変動も大きい。最近でいえば、約6時間くらいで推移している。そのうち5時間くらいはほぼ臨死状態(笑)。のこり1時間くらいはうつらうつらしているボケ状態だ。
 午前中にルーチンと2階の片付けをやり、昼食後、キャメロンで外出。
 役場へ行き、次女の転出証明をもらった。住民課にいる知人にまたお世話になった。
 続けて、JPへ行き、送金と郵送。次女へは入手できたばかりの転出証明と本籍地から届いた戸籍謄本などを郵送した。今月、茨城県で入籍し、9月の結婚披露宴へ向けて大きく踏み出すことになる。
 ぽつぽつ雨が降り出す中、帰宅した。
 昨日発見した後輩の死亡記録に関して、大学時代の指導教官にメールしたら、知らなかった。間違いではないかと言う。そんな気がしてきた。同じ研究室の後輩にもメールしたが、同意見だった。
 来週の講演の準備の続きをやり、児童書の準備をやり、長編執筆の続きに取り組んだ。
 こうしてあっという間に日付変更線をこえたのだが、今日、ワイフと話していて、新たに生じた不安がどうにも気になった。我が家のセキュリティのことだ。たまたまニュースでもやっていたのだが、最近の犯罪は常識をこえている。ニュースで報じていたのは、単なるオレオレ詐欺ではなかった。電話で現金があるか確認し、あることが分かったら、オレが行くよ、じゃなくて強盗が行くのだそうだ。アポ電というらしい。
 そういえば、たまにワンギリがかかってくる。受話器を取るとすぐ切れる。これって、在宅か留守の確認じゃない? 留守なら、空き巣がやって来るわけだ。
 完璧なセキュリティまでの道のりは遠いだろうが、とりあえず実験として、防犯カメラを発注した。

3月5日(火)「めまいでダウン・・・の風さん」
 今朝も6時間ほどの睡眠時間で目覚め、いつも通りに腹筋運動(70回)をやってから起床。その後もルーチン行動が続く。
 今日の予想最高気温(名古屋)は18℃だ。桜が満開でもおかしくない陽気。
 約束していた通り、ワイフとキャメロンで出発。途中、某美術館のレストランでランチしてから、かつての勤務先がある市の美術館へ行った。会社の元同僚が毎年出典している三河陶芸展の鑑賞が目的である。私は、現役時代から、出張の途中に短時間でも寄って鑑賞していたので、10年以上の実績がある(妙な誇り)。これだけ続くのは、義理ではなく、本当に楽しく勉強になるからだ。
 出展者は徐々に変化しているが、レベルは年々上がっているし、プロ級というか、そのままデパートの工芸品売り場に置いたら高値で売れそうな作品も多い。そして、出展者や見学者の中に元勤務先のOBがいることも、大変な励みと喜びだ。現役時代が終わっても、単に昔を懐かしむのではなく、あらためて会社員時代を誇りに思えるからだ。良い会社人生を送れて幸せだった、と。
 続けて、カリチューへ。ワイフがキャメロンのエンジンオイル漏れを心配してくれ、チェックしたみたら、異常に減っていたようなので、寄ったのだ。キャメロンの異常は事なきを得たし、近々車検なので、その時また調べてもらえばよいので、社長と近況を語り合った。これは重要なコミュニケーションである。何せ、私が当地に来て以来のお付き合いなので、もうかれこれ40年近くなる。それだけの年月を共有していると、色々あるのだ。今回は、認知症についての深刻な話で、良い結論が出るわけではないが、話し合うことで、お互い何らかの気付きが得られるのである。
 本当に暖かな陽気の中、家路につき、ホットタイムになった。
 健康で元気な人はここで新たな活力が湧くのだろうが、今日の私は違った。リビングでダウン。
 1時間後に復活して書斎に入り、講演スライドの作成までは何とかできたが、晩ご飯後は、めまいがひどくなり、仕事どころでなくなった。それでも、おとなしくしていれば復活するかと、GAYO!で洋画「戦場のピアニスト」を鑑賞していたら、とうとう最後まで観てしまった。小説とは違うが、史実に基づく作品という点で、いかにしてリアリティを確保するか、勉強になった。
 が、めまいは最後まで治らず、そのまま風呂にも入らず、ファイト〜一発ドリンクを飲んでベッドに倒れ込んだ。

3月6日(水)「花粉症の妨害・・・の風さん」
 私流の表現だが、臨死状態から復活した(起床という意味)のは午前11時近かった。
 2週間に1度お願いしているヤクルトの訪問販売が来た。当初、花粉症に効果があるのでは、と思っていたが、残念ながらそれはなく、しかし整腸作用は明白だったので、継続している。それにしても、やけに鼻がぐずぐずするな。
 通常の朝食をランチにして(予防のためアレグラも時服用し)、ルーチンへ。天気は曇りがちだが、寒くはない。雨も時々降っているみたいだ。雨が降っていれば花粉は大丈夫だろう。
 気になっていた後輩の安否を確かめるため、同窓会事務局へ電話した。同じ研究室の3人が知らないという話だったので、名簿の記載は間違いではないか、と伝えた。事務局の担当者は、すぐに手元の資料を確認したらしく、変だということに気付いたようだ。
 あとで、向こうから確認結果の電話があった。やはり間違いだった。どうやら業者が間違えたらしい。とりあえず逝去者リストからはすぐに削除するが、生存者リスト(?)側への追記には時間がかかるとのことだった。すぐにこの事実を、3人へメールで伝えた。生きていて本当に良かった。もっとも死んではいなかったので、蘇ったのは名簿上だけの話だが。
 その間に講演スライドの仕上げをして、ほぼ完成した。あとは前日にMacBookAir上で動画を埋め込めば完成だな。
 室内も書斎も加湿をして花粉をトラップ・落下させているが、花粉症がどんどん悪化していく。おかしい。やがて、雨が真剣に降りだした。こうなると、外部からの花粉の侵入はないはずで、屋内に残っている分が……待てよ、それは加湿器でトラップしているはず。新聞の花粉予報を確認すると、今日は「非常に多い」という最悪予報だった。肉体も弱っているのかも。
 夕方、クロネコが荷物を二つ持って来た。一つは、一昨日の夜、急遽発注した防犯カメラだ。花粉症が耐えられなくなり、アレグラをもう一錠追加。
 遅いホットタイムの後、防犯カメラを使えるようにした。ちび助のための自動給餌機やドライブレコーダーと類似の機能なので、手順は多かったが、順調に立ち上げることができた。連続監視と録画は当然のことながら、カメラが動体を検知するとiPhoneへアラームが来る。真夜中でもモニタリングと録画が可能なことも確認した。
 この手の製品は、外部から不正アクセスされて盗撮されるという問題があるので、盗撮されていることを認識しながら、我が家の防犯に役立てる方法をこれから実験しながら検討する。
 花粉症で苦しみながら、何とか防犯カメラを立ち上げ、夕食も済ませたが、症状は重くなる一方だった。
 知人から品質管理についての質問メールが来ていたので、それだけは真面目に返信しておいた。
 結局、今夜は仕事はわずかしかできず、さっさと入浴し、抗アレルギー薬を飲んで寝ることにした。

3月7日(木)「花粉症からの復活・・・の風さん」
 7時ころ、呼吸が苦しくて目が覚めた。花粉症である。最悪の状態のときは、寝る時もマスクをすることにしているが、昨夜はそれほどではないと思っていた。寝室には加湿機もミニ空気清浄機も稼働している。それでも、これだ。
 しかし、苦しい中、口だけで呼吸しながら、気付くことがあった。顔の向きがミニ空気清浄機と反対側だ。
 そこで寝返りを打って、顔をミニ空気清浄機の方へ向けた。……オゾン特有の匂いがしてくる。
 救われた〜。そのまま臨死状態へ(笑)。現役を引退したメリット。正常になるまで寝ていられる。
 ということで、今日の昼食は朝食と同じ。
 ルーチン後、長編の執筆の続きに取り掛かった。
 昨日の雨で飛散していた花粉は流れてしまったらしい。屋内も万全の態勢をしいて、何とか花粉症再発を防ぐことができた。

3月8日(金)「花粉症をかわしながら・・・の風さん」
 今朝は寝坊。花粉症に耐えるだけで相当な体力を消耗している。もったいない。
 朝食後、アクアで外出。閉店が予告されているスーパー(買収されたので違ったコンセプトの店舗になる。気に入らない)で買い物をしてからGSへ回り、満タン給油と、今年最後の灯油を購入した。値上がりしていた。
 帰宅して屋外タンクへ灯油を補給したのは当然として、ひょいと見るとカーポートのキャメロンの運転席側の窓が5センチくらい開いている! 火曜日からこのままだったらしい。こんなこと、今年すでに2回目だ。いよいよ焼が回ったか(^_^;)。
 罰ではないが、昼飯は抜き。
 ルーチン雑務の後、今日も長編執筆のみに時間を割いた。完璧を目指さず、とりあえず原稿を進めて行く。とは言え、どうしても気になることがあると、史料をチェックするが、お手軽ネット検索もしてしまう。あまり深追いしないことにしているのだが、今日、新たな発見があった。どうしても史料の中に出てくる特殊用語が気になってしまう。中でも地名については、いったいどこなのか、何と読むのかがいつも気になる。お手軽ネット検索で見つかることはあまりないのだが、今日は見つかった。あ、いちおう地名辞典は持っている。大先輩から遺産分けで頂戴したものだ。非常に詳しいものだ。しかし、間違いがないこともない。人生経験が長いと調べる前に知っていることがあり、それがたまたま目に入ることもあるのだ(笑)。
 今日も花粉症対策はバッチリだが、目が痒いのが困った。

3月9日(土)「挽回の週末だが・・・の風さん」
 昨日ほどではないが、晴れている。屋外作業の季節が近付いているが、その前に執筆の目途をつけねばならない。
 朝食後、週一の風呂掃除。明日はできないので、今日やる。ユニットバスを分解しない簡単清掃だ。
 ルーチン後、明日の講演準備をした。MacBookAirで講演スライドを仕上げる。動画も挿入した。すべて慣れた操作なのだが、いつもほど時間をかけていないのが、やや不安ではある。明日は何事も起きなければよいが……。
 あと、名刺が切れていたので、20枚だけ補充印刷した。これも慣れている。そろそろデザインを変えたい気もあるが……。
 講演グッズをすべてひとまとめにしておいた。明日の服装は面倒なので、スーツで行くことにした。
 次に、少し手をつけていなかった次の児童書の準備として、読みかけの本をちょっと読んだ。時代背景(空気感)を確認するのが目的だが、執筆中の長編とかぶるので、これは効率的だ。
 晩ご飯の後、長編執筆の続き。
 決めていたストーリー通りに書いて、念のため、史料をチェックしたら、違っていた(笑)。この時代は本当に難しい。日々、歴史が動いて行く。史料は、日ごとに記録されているが、同時にあちこちで色々なことが起きているので、読み手の力不足で勘違いが起きやすい。特に執筆を焦っているので、あとから痛い目に遭う。
 せっかく史実を正確に把握できたので、うまく整合させよう。
 明日の講演のため、午前零時で閉店。今日は何とか花粉症とケンカしないで済んだ。

3月10日(日)「講演が終了・・・の風さん」
 目覚ましで起床。カーテンを開けると小雨。止んでほしいな。
 9時半前に夫婦別々に出発した。私はH市立図書館、ワイフは実家だ。
 留守番はちび助と防犯カメラ。防犯カメラは玄関に置いてみた。今日の実験は、外出先でちゃんとチェックできるかということ。アラームはオンにした。カメラは玄関ドアを内側からにらんでいる。誰か侵入すればアラームが届く設定。動画も連続録画。
 図書館裏の講師用スペースにキャメロンをとめた。本番までは慣れているので、とにかく準備を優先させる。
 テキパキやっているうちに、また初めてのトラブルが発生した。PPTの画面が出ない。昨日は書斎で何の問題もなかったのに。あれこれいじってみても、直らないし、そもそも原因が分からない。少々焦ったが、PPTをいったん閉じて、開き直したら、正常に画面に出た。開き直ったのではない、開き直したのだ。似たようなものか(笑)。
 講演は今回で通算160回近いが、執筆で苦戦しているように、ボケてきている恐れがある。ちゃんとやれるか、あるいはボケを再認識することになるか、内心不安だった。
 今日は名古屋でウィメンズマラソンが開催されているし、雨で天気も悪い。だから聴講者は少なくて仕方ない、と思っていた。そうしたら、意外や意外。けっこう集まってくれた。半分は知人・友人だったが、それでもありがたい。超多忙の児童作家・山本悦子さんまで来てくれて、色々とアドバイスまでもらえた。
 いつものようにリラックスして講演を始めた。リラックスし過ぎて、脱線が多く、予定時間を10分もオーバーしてしまった。
 とは言え、ベストは尽くせたから、自分的には満足した。
 講演後も雨が降っていた。知人と近くの喫茶店に行き、ランチをしながら反省会。文章教室の仲間なので、何でも話せる。防犯カメラの映像もここでチェックした。知人が感心していた。こうやってしゃべりまくることで、講演のミスなども忘れることができた。ベストは尽くせても、ミスはたくさんあったのだ。
 それから、できれば買い物に行きたかったのだが、雨がしっかり降っていたので中止し、GSで満タン給油だけして帰宅した。
 防犯カメラのおかげではないが、留守は問題なく、さらに効果を生むための次のアイデアを考えねば。
 今日は不思議なことに疲労困憊していなかった。ルーチンをやった後、すぐ長編の執筆の続きに取り掛かることができた。
 夕方、ワイフが帰宅し、晩ご飯の後も、継続できた。

3月11日(月)「ちび助の病状悪化・・・の風さん」
 先週からちび助の元気がない。元々腎臓が悪く、2週間に1回の点滴(生理食塩水らしい)で維持しているのだが、症状が重くなったのかもしれない。幸い、今日が点滴の日なので、主治医にしっかり診てもらおう。
 昨日の講演で、またひと仕事終わった感覚があり、ちび助とは違って私はまた元気が出て来た。
 ルーチンの後、寝室のベッドサイドの本箱を掃除した。もちろん整頓も。ここも私の重要な基地の一つなので、仕事に力を入れるためには整理整頓が大事だ。実は、そのような本もそこに置いてある(まだ読んでいない)。
 久しぶりに昼食にラーメンを食べた。ダイエットしていたので、随分間があいてしまったが、ラーメン好きなので、気分も上昇。しかし、ダイエットをやめたわけではない。今日は特別。
 GWの前半に、ワイフが中学校の卒業50周年同窓会に徳島まで行く。それに便乗して、私は香川県で取材したい場所へ行くことにした。GWということもあり、とりあえずホテルの予約をしておくことにした。お手頃料金(安いという意味)のホテルを2か所確保できた。旅行中、ちび助の様子が心配なので(いくら自動給餌機があるとはいえ)、長女夫婦に留守番に来てもらおうかと思う。うまく旦那の仕事が調整できればいいが。
 夕方のホットタイム後、ちび助を病院へ連れて行った。血液検査の結果がとても悪く、木曜日にまた点滴に来ることになった。人間でも透析の話がよく出るように、腎臓が悪いと、点滴をするくらいしか対処方法がないようだ。
 帰宅したら、猫用ミルクを飲んでくれた。少し元気が出て来たかも。
 晩ご飯の後は、執筆。気持ちの切り替えができたのか、作業は進んだ。

3月12日(火)「ちび助が復活・・・の風さん」
 昨日は3.11だった。あれからたった8年しか経過していないのか、という印象。東日本大震災の発生と母の重度の認知症発覚は、ほぼ同時のこととして記憶に刻まれている。その2年後に母が死に、借家だった実家は帰省できない他人の家となった。私は退社し、第二の人生を歩き始めた。今は、我が家を子どもたちの帰省できる実家としてバージョンアップに心掛けている。
 早起きしてゴミ出しに行ってきた。ミックスペーパーと違って、焦る必要はない。それでも、目覚ましで起床し、ゴミ出しをしてくると、何となく一日が始まった気がする。
 昨夜の点滴が効いたらしく、今朝からちび助の食欲が戻った。これは嬉しいことだ。ちび助が元気がないと、こちらも元気がなくなる。
 一日が好スタートを切ったのと、天気が好いので、少し無理してみることにした。
 先ず、門柱の前のオリーブをカットしてからキャメロンで外出し、ホームセンターとドラッグストアで計画していた買い物を一気にした(実は、失敗もしたのだが、それは省略)。帰宅してすぐ屋外作業へ。
 主屋と裏の駐車場のステップを再構成した。これで私の考える理想形になったのでステップは終了。
 続いて、門柱の落ちたタイルの修理。オリーブを切ったのは、このためもある。最初に治具のようなものをこしらえた。コンクリート用の接着剤でタイルを貼るのだが、固定する必要がある。支えにする治具のようなものを新聞紙とガムテープでこしらえたのだ。それから、接着剤をのばすためのヘラも新聞紙とガムテープでこしらえた。使い捨てタイプみたいなものだ。接着面は、あらかじめ水洗いしておいた。準備万端整ったので、作業開始。ネットで購入しておいたコンクリート用接着剤は、なかなかの優れものだった。液状のセメントといった感じか。乾くとそのままコンクリートになる感じ。軍手では細かな作業ができなかったので、素手でやったが、指についた接着剤がすぐに乾いてコンクリートになった(笑)。
 屋外工事に満足して家に入ると、ワイフも仕事が終わったところで、あんかけうどんの遅い昼食になった。
 かなり疲れたが、運動だと思っているので、気分は良い。ルーチン作業は創作とは違ってほとんど頭脳を使わないので、一気にやった。その後、夕方のホットタイムを経て、リビングで横になった。やっと休息。
 晩ご飯の後は、昨日に続いて執筆。短時間でも進んだのは、ちび助が元気になったことと、運動を兼ねた屋外作業のせいだろう。

3月13日(水)「再びキッチンタイマー・・・の風さん」
 昨日から活動のペースが上がっているので、何とか維持したい。
 その前提条件の一つが花粉症対策だ。連日花粉予報は「非常に多い」と出ている。昨夜はアレルギール錠を飲んで就寝した。その効果が少しは残っているうちに、先ず、玄関の加湿器を稼働させ、朝食後、アレグラを服用。屋内でもマスクをして書斎へ。書斎も、ミニ加湿器を稼働させた。昨夜少し雨が降ったのか、外は風が強い。今日は屋外作業は中止だな。花粉症の恐れも低下するだろう。
 ルーチンに続いて、2階の片付けをほんの少しした。これで執筆に専念できる。
 今日は、キッチンタイマーを使って、1時間単位の集中時間を作って取り組むことにした。これを4回つまり4時間が今日の目標だ。
 こうして1日が過ぎて行った。花粉症を抑えることができたのは作戦通りだったが、あと良かったのは、ちび助が今日も食欲があったことだ。明日の夜、また点滴に連れて行くので、それまで食欲を維持してほしい。
 無事4回の集中執筆を終え、途中の読書もいくらかでき、午前1時に就寝できた。最近のスランプからすれば、これは上出来だった。

3月14日(木)「小説の神様・・・の風さん」
 今朝目が覚めてとろとろしている時に、執筆のアイデアがひらめいた。
 忘れないようにしながら、ルーチンをこなし、2階の片付けも少しした。
 昨日のペースが良かったので、段取り通りに作業を進めていくと、不思議なくらい順調。キッチンタイマー効果もある。
 お昼ご飯におにぎりを食べ、軽く体を動かすために、屋外作業へ出動。汚い植木鉢を洗った後、修理した門柱から固定治具を外した。構想1年、これで完成。我ながら満足。
 執筆に戻った。アイデアが浮かんだ分は書き上げて、次の部分に着手。ここは少し調べる必要がある。どんどんこなして行く。
 余裕が出て来て、知人へメールで問い合わせも考えた。
 今日は、夕方のホットタイムはなし。
 ちび助の点滴に行く時間になった。朝から少し元気がないので、今日、予約しておいてよかった。
 これから点滴の頻度が増すことが考えられたので、主治医に、自宅での点滴を相談した。以前、主治医から自宅でもやれますよ、と言われていたからだ。自宅と病院と交互にやれば、皆、楽になれるはずだ。ただ問題は、主治医いわく、ちび助が拒否反応を示すようになることだそうだ。下手くそがやれば、そういう心配も確かにある。
 次回は来週の月曜日を予約して帰宅した。それまで食欲が持つだろうか。
 夕食後も順調に執筆が続いた。今年初めて小説の神様が降りて来たみたいだ。遅いぜ(笑)。

3月15日(金)「一進一退・・・の風さん」
 今日もちび助と留守番。しょっちゅうだが(笑)。
 明日の名商大ケース発表会に実に久しぶりに出席するため、 hairdye からスタート。暖かくなってきたのでやりやすい。
 ルーチンも終えて、昼食は……と冷蔵庫を探ると卵がない。納豆ご飯で済ませた。
 続けて、屋外へ。風がほとんどなく、昨日よりも屋外作業に向いている。しかし、今日は裏の駐車場の階段の修理(傾いたステップを一つ水平に)しただけ。門がきれいになっているので嬉しい。
 昨日まで実感していた小説の神様は、今日もまだいるだろうか。作業を開始したが、早くも疲労を感じる。目的のためには手段を選ばず、ということで、ファイト〜一発ドリンクを飲んだ。
 キッチンタイマー60分の第1クールを終了。今のところ調子はいいが、肉体的に元気が今一つ。コーヒーを飲んでみた。
 昨日相談した知人から丁寧な回答メールがあり、懸念点は払しょくされている。その勢いで第2クールへ突撃。一進一退の攻防が続く(大げさな)。
 昨日の点滴が効いていて、ちび助は元気だ。しかし、爆食いするほどではないので、ちょっと残念ではある。
 夕方になり、洗濯物を取り込み、洗い物をし、ちび助のために暖房をオンにし、また仕事に戻った。
 ワイフが帰宅したが、結局、思ったほど執筆が進まなかった。
 夕食後も頑張ったが、明日のケース発表会の前に行くことにしていた県図書を断念した。午前4時就寝。

3月16日(土)「人生の勉強:ケース発表会・・・の風さん」
 今朝の就寝時点では、ケース発表会もやめようと思っていた。しかし、10時の起床目覚ましで起きた時は、行くことに決めていた。眠っている間に決めたことになるが、まあ、そんなことはどうでもよく、理由は、恩師からのお誘いメールだった。ゼミでお世話になった長沢先生はとにかく熱意と努力の人だ。毎回、OBの私個人宛でケース発表会のお誘いメールが届く。前回も前々回もキャンセルしていたと思う。今回は義理を重んじた。義理人情の義理で、薄っぺらな意味ではない。
 急いで支度をし、最低限のルーチンもして出発。徒歩で最寄りの駅へ。今日も屋外作業には最適な陽気だな。
 名商大丸の内タワーへ直行した。ケース発表会場に入ると、一瞬満席で立ち見までいると思ったほどだった。盛況である。空席が何とか見つかったので着席した。朝から20件もの発表があり、私は後半の12件を聴講した。
 毎回、感動する。ここにいちいち書けないくらい内容てんこもりだ。勉強にもなる。ビジネスだけでなく、小説にも生きる。
 OBが3割ほど聴講に来ていて、知り合いが多い。その中の一人が7歳の子どもを連れていた。長沢先生の紹介で、卒業の2か月前に奥さんが急死し、その後のことを心配していたという。返信が来なくとも、毎回ケース発表会のお誘いメールを出し続けていたら、今回やっと出席してくれたというのだ。二人は抱き合い、長沢先生は涙を流した。これが恩師というものだ。
 閉会時の若き理事長の挨拶にも感動した。MBAは世の中のためにある。懇親会にも出席し、べらべらしゃべりまくって、しっかり食べもして、家路についた。
 帰宅したのは午後10時過ぎ。やはり行ってよかった。人生の勉強である。
 今夜は早めに就寝。

3月17日(日)「就寝は午前4時・・・の風さん」
 体力不足のためだろう、ちゃんと寝たつもりでも、起床して時間の経過とともに疲労感をおぼえる。
 とは言え、やらねばならないこともある。朝食後、ウィークリー・ルーチンの風呂掃除。その後、デイリー・ルーチン(笑)。
 天気予報通りに小雨が降って来た。でも、じきに止むだろう。
 昼食にインスタントラーメンを食べ、名古屋へ行くワイフを駅まで送った。そのついでに、急遽もう一回と決めた灯油購入にGSまで足を伸ばした。もう冬は終わったが、寒がりのちび助のことを考えたのと、今夜から長女が一人で帰省するからだ。
 帰宅してすぐ灯油を屋外タンクへ補充した。雨は上がっていて、晴れ間がのぞいている。計算通り。
 一人ホットタイムにしてから、ようやく執筆に取り掛かった。先週に続いて、今週も出版社へ中間報告することにしていた。予定よりも遅れていたが、今日で帳尻を合わせる。
 こつこつと作業を進めて行った。実際はかなり真剣だ。夕方からようやく元気が出て来た。これなら行くべきところまで行けそうだ。
 夕食は長女をまじえてゆっくり楽しんだが、その後も執筆。
 結局、出版社へ中間報告のメールを送り終えたのは午前3時だった。ひと仕事終えた気分で入浴できた。
 就寝は午前4時。

3月18日(月)「ちび助の点滴・・・の風さん」
 10時起床。朝食はヨーグルト1個。これも花粉症対策の一環だ。今日も花粉症が悪化しないように、加湿器の稼働に加えてアレグラ1錠も飲んでおいた。
 朝からちび助が食欲がなく元気もない。前回の点滴の効果は昨日までだったのか。中3日ではきついのかな。人間でも腎臓透析をしている人は週一ではだめだ。ちび助も人間だったら腎臓透析しか手はないのだろう。今夜点滴に連れて行くので、次回は中2日にしてみよう。
 ルーチンを終え、昼食は昨夜の残りの巻き寿司と白湯。
 今日は墓参の予定だったが、長女が私の代わりをしてくれて、ワイフと行ってくれた。
 執筆に戻った。ラフスケッチから入った。コンピュータープログラムの作成のように、イテレーション方式で行く。キッチンタイマーを使ってみたり、色々と工夫しているが、正解はなかなか見つからない。恐らく、体力の問題が一番大きい。しかし、若返ることはできない。経験で補うのだろうが、この年齢まで専業作家でなかったので、経験値はやや少ないかも。
 夕方のホットタイム後、長女と犬猫病院へ行った。ワイフは晩ご飯の支度。
 主治医が緊急手術対応中で、別の医師に点滴してもらい、次回は中2日の木曜日を予約した。自宅での点滴のニーズがますます高まってきたかな。帰宅したら、ちび助がキャットフードを食べた。やはり点滴は効果あり。
 晩ご飯では、お世話になっている方からいただいた西京漬けの鮭を3人でいただいた。世の中にこんな美味しいものがあるとは!
 今日は花粉症は大丈夫だった。今夜は午前零時就寝。

3月19日(火)「体力があれば・・・の風さん」
 7時起床。ワイフを駅まで送った。今日も花粉症対策はしっかり。
 ルーチンとメールまとめて送信をしても、時間的な余裕がある。
 曇り空のせいか、気分は低調。頭が重い。長女が友だちと会いに出かけている間に、雨が降りだした。
 頭痛薬を飲んで書斎でおとなしくしていたら、やがて睡魔に……。やはり体力不足だ。
 長女が帰宅したので、今日は長女とホットタイム。コーヒーを飲んでいるうちに元気が出て来た。
 執筆に戻ると、快調に進み出した。やはり体力は大事だな。
 ワイフが帰宅したところで、執筆を中断したが、この感覚だけは忘れないようにしよう。
 近所の中華料理屋で晩御飯を食べ、その足で、長女を名古屋へ送った。な〜んだ、結婚しても以前と同じじゃん。
 帰宅し、さっさと入浴。風呂が出て来た時、また小説の神様が降りて来た。いいぞ。この調子。
 だが、明日は今朝よりも早いので、午前零時に就寝。

3月20日(水)「イマイチ元気が出ない・・・の風さん」
 6時半起床。ワイフを駅まで送り、トーストで朝食にした後、やはり頭が重いので仮眠した。
 約3時間後に再起床。日中の予想最高気温が20℃という暖かさ、もちろん快晴という好条件にもかかわらず、元気が出ない。
 しかし、やらねばならないことがある。
 キャメロンで外出。JAとUFJのATMでキャッシュをおろしたり、移動させたりしたて帰宅。
 インスタントラーメンで昼食。相変わらず元気が出ない。普通の人の普通の起床時刻が、私の体内時計には合わないのか、シャキッとしない。ちび助も元気がなさそうに見える。猫用ミルクを与えたら少し飲んでくれたが。
 やっとルーチンを終え、執筆に取り掛かる。
 調子がイマイチなので、一人ホットタイム。カフェインで元気を出そうという作戦だ。ちび助の食欲があまりないので、私に伝染しているのだろうか。
 夕方からやっと執筆のペースが上がって来た。
 ワイフが帰宅し、夕食後も執筆。ちび助の食欲はイマイチ。明日は病院へ連れて行かねばならない。

3月21日(木)「ちび助とシンクロ?・・・の風さん」
 いつものように花粉症対策をしながら起動していく(PCみたいだ)。
 ルーチンも急いで終えて、ちび助をケージに入れ、アクアに乗せて病院へ。今日は二人だけ(ちび助と)。
 春分の日で祝日のせいか、道路がそれほど混んでいなかった。病院は午前中しかやっていないので、こちらもそれほど混んでいなかった。意外と早く呼ばれた。また体重が少し減っていた。昨夜、水を飲んだ後吐いた話をしたら、吐き気止めを点滴の最後に入れてくれた。当分は3日に1回ですかね、ということで、日曜日と水曜日のダブル予約をして家路についた。いよいよ自宅点滴が現実になりつつあるな。
 昼食後、寝室の片付けをした。今日はハンガーラックの移動。これはけっこう体力を使ったな(大げさか)。
 頭が重いので、少し横になった。
 一人ホットタイムをしてから元気になって来た。どうも夕方にならないとちゃんと起動しないな。
 結局、今日も晩ご飯の前後の執筆がまともな仕事時間だった。
 ちび助の様子は劇的には変わっていない。ミルクを少し飲ませてみた。
 明日も朝がちょっと早いので……、探し物をして(これは想定外)やっと午前1時に就寝。不調だ。

3月22日(金)「今日も留守番主夫・・・の風さん」
 7時起床。ワイフを駅まで送って、いつもの留守番がスタート。今日の重要課題の一つは、ちび助に食事させること。せっかく昨日点滴をしたので、体調が良いうちに栄養を補給させねば。
 それにしても外は強風が吹いている。桜の開花宣言が始まったので、咲いたらすぐ吹き飛ばそうという意地悪か。
 キャメロンで外出。JAへ行き、やっとクレジットカードの申請をした。退職以来主夫もやっていて、これは本来主婦の仕事(笑)。審査があるそうで、発行まで1か月近くかかるらしい。もう少し早く申請したかったのだが、しばらく届出印が長女のところにあったのだ。
 帰宅し、屋内の片付けの続き。毎日少しずつやっている。少しずつだからできるとも言える。老人モードでもある。いや、これも本来主婦の仕事ではある(笑)。仕方ない。老いた年金生活者だ。
 その間にも何度もちび助をキャットフードの近くまで誘導して食べさせた。一度に数粒しか食べないので、回数で稼ぐ作戦だ。
 こうしてやっと執筆態勢に入った。やや寝不足だが、今日は仮眠している場合ではない。
 キッチンタイマー作戦で少しずつ前進。匍匐前進みたいだ(笑)。
 6時にワイフが帰宅したので、やや遅いホットタイム。その後、晩ご飯まで執筆。晩ご飯後は、今日考えていた部分まで必死に執筆。就寝前に鏡を見たら両目がくぼんでいる。死んだ両親に風貌が似ていて苦笑した。ちょっと今日は頑張り過ぎたか。
 午前2時就寝。

3月23日(土)「風呂掃除の日・・・の風さん」
 今朝はゆっくり起床。睡眠時間が確保されていると、血圧も安定している。
 朝食後、簡単風呂掃除。今夜次女が帰って来るので、風呂掃除は頻繁になるな。
 ルーチン後、こまごました片付けをさっとやった。
 あっという間に昼になり、ワイフと軽く昼食。
 花粉症対策もバッチリだし、天気もまあまあ好いので、屋外作業をやりたいところだが、挽回の週末なので、執筆に取り掛かる。
 おっと、その前に、来月のセミナーが、どのようにネット上でPRされているかチェックした。来週中にはテキストのデータを作成しなければならない。
 今日もキッチンタイマー方式だ。バックグラウンドミュージックはヒーリング。この組み合わせが最近ベストマッチだ。
 今日はホットタイムなしで、夜遅く、次女が帰って来た。入籍して一緒に暮らし始めているが、2週間、自宅の部屋の片付けにやって来たのだ。元々客間だった部屋を勉強部屋にしていた。荷物でぎっしりである。どうなることやら。
 その後、色々と雑談していたので、早くも日付変更線をこえてしまった。
 それから慌てて執筆の続き。効率は悪いが、執念で継続。
 就寝は午前4時を過ぎてしまった。風呂が最後になってしまい、風呂掃除をした。こういうことになる予感はしていた。

3月24日(日)「ウィークリー・ラストスパート・・・の風さん」
 目覚ましで9時10分起床。頭が重い。
 次女を駅まで送ったあと、ちび助を病院へ連れて行った。3日前はすぐに終わったが、今日は混んでいて、なかなか呼ばれない。
 主治医はお休みなので、別の先生に点滴をしてもらうのだが、そのせいで遅いわけではない。とにかく混んでいた。
 結局、出発から帰宅まで3時間ちょっとかかってしまった。
 軽く昼食を摂り、頭痛を治すため(睡眠不足が原因に決まっている)、仮眠することに。昨夜というか、今朝の睡眠は短いだけでなく浅かったからなあ。
 5時に起きたら、頭痛がほとんど消えた。それからホットタイムにし、いよいよ挽回の週末のラストスパートだ。
 いったん帰宅した次女はまた夜友だちと会うため出かけていたのだが、午前零時近くに帰宅。
 それからコーヒーを淹れて、しばらく雑談した。
 さあ、決めたところまでやるぞ、と書斎へ。
 ウィークリーの出版社への中間報告を終えたのが午前4時。まあ、元気にここまでやれた。
 それから入浴し、昨日に続いて風呂掃除もして、就寝したのは午前5時だ。やれやれ。

3月25日(月)「グリューワインでダウン・・・の風さん」
 11時起床。これでも睡眠時間は6時間。
 朝食後、久しぶりの屋外作業。これから数日間、雨は降りそうもないので、主屋の周りに今年度初めての除草剤を散布した。これは、葉っぱから吸収してやがて枯れる(つまり土壌を変質させるものではない)タイプである。散布後、雨で流れてしまうと効果が消滅してしまうのだ。また、別の言い方をすれば、雑草のない時期に散布しても何の意味もない。
 続いて、屋内作業。これは毎日のように少しずつやっていることだが、執筆挽回モードになると中断するので、今日から復活というわけだ。今年は長男の部屋のエアコンも更新することにしたので、そこも片付けねばならない。とうとう私の出番だ。
 とりあえず今朝未明に中間報告できたので、今日は、名刺管理もしておいた。2月以降たまっていた名刺をスキャナーで読み込んだ。このソフトの不安点は、PCの更新時期が来たら、うまく移行できるか、だ。前回やれたはずなので大丈夫とは思うが。
 早めのホットタイムをし、晩ご飯まで読書に専念した。これも今日くらいしかできない。読みかけの本が1冊読了できた。今年やっと8冊目。例年にない遅いペースだ。
 かつてドイツに留学していた次女が帰省しているので、次女に敬意を表して、今夜はちょっと季節外れではあるが、グリューワインを飲むことになった。グリューワインはドイツ製。メイン料理はソーセージだ。ドイツのクリスマスマーケットで入手したカップに入れて、電子レンジで温めて飲んだ。やはり本場の物は美味い。
 グリューワインを3人がそれぞれ2杯ずつ飲んだが、アルコールに弱い私とワイフがあえなくダウンしてしまった。

3月26日(火)「諸日程が明確に・・・の風さん」
 二日連続の超寝坊。疲れていたのかなあ。しかし、血圧を測ってみたら、超低血圧。おかしい。半分死んでいたのか。
 ブランチ後、天気が好いので、また屋外作業へ。裏の土地の、伸びすぎた雑草を手で刈った。続けて、屋内の片付け。寝室を少しやって、長男の部屋も少し。少しずつ続ける作戦だ。4月の第1週の終わりまでに、最低限許せるところまでやる。その後、GWまでにエアコン更新工事を実施できるように、日程調整しながらやっていく。そこまで行ければ、だいぶ精神的に楽になるな。
 4月のセミナーのテキスト作成日程も、事務局とのメール交換で決まったので、いちおう安心。急ぐことになると、当然苦しくなる。ゆとりのあるスケジュールだった。
 その後、ルーチンをこなして、早、夕方のホットタイムとなった。
 晩ご飯までに、今日も読みかけの本を1冊読了した。これは電子ブック。
 晩ご飯後は、やっと執筆再開。雑務をしながらだったので、また就寝が遅くなってしまった。明日から以前の就寝時刻に戻さねば。

3月27日(水)「書評依頼の飛び込み・・・の風さん」
 今朝も早起きできず。花粉症がひどい。もうピークは過ぎたと思ったのだが、止むを得ず抗ヒスタミン剤を服用。
 快晴なので、屋外作業に出動した。昨年自分で切ったザクロの枝を、のこぎりを使ってバラバラにしようとしたのだが、なかなか手強い。本当は枯れて乾燥してポキポキ折れて欲しかったのだが。棘がたくさんあって、軍手の上から指に刺さった。
 続いて、2階の片付け。今日は、寝室の特殊物入れと長男の部屋の本箱を、どちらも少しだけやっておいた。
 夕方、早めの晩ご飯を食べて、ちび助を点滴に連れて行った。初めて次女も連れて行った。
 最近はいちおうちび助は食べているのだが、体重はまた少し減っていた。非常に心配だ。主治医が、3種類のキャットフードのサンプルをくれた。喜んで食べるものがあればいいが。
 帰宅したら、サンプルの中の1種類を喜んで食べだした。もしかすると気に入ったかも。
 今日は、出版社からの書評の依頼と、初めてのところから、拙著の2次使用(国語の問題にするのだ)の依頼があった。書評依頼はけっこう難物で、本の選定も依頼された。私らしい(つまり私が書評を書くのにふさわしい)本を自分で探さねばならない。しかも、1〜3月に出版された新刊本の中から探すのだ。
 この作業を深夜おこなった。知人にもアドバイスを求めたが、いちおう自分で1冊発見した。

3月28日(木)「労働の午前・・・の風さん」
 普通に起床した。さあ、今日は忙しいぞ。
 朝食後、風呂掃除。その後、役場へ。昨日、文芸美術国保の保険証が届いたので、国保からの脱退手続きをした。ついでに、国民年金と介護保険について質問したが、国民年金の件は、年金事務所に問い合わせることになるという情けない返事だったので、自分で電話することにした。UFJのATMで現金をおろして帰宅。
 天気が好いので、屋外作業。と言っても、昨日に続いて伐採した枝の分断。ところが、屋内に戻った直後、物置の鍵がないことに気付き、2回も往復した道筋をチェックしても鍵が見つからず、ひどく落ち込みかけた。が、枝の分断に使ったのこぎりを外で洗ったことを思い出し(そもそも忘れていること自体がボケ)、水栓場へ行ってみると、地面に落ちていた。恐るべし。
 続いて、2階の片付けの続き。少しでもやっておけば、精神的に落ち着くからやるのだ。
 昼食にワイフが作ってくれた札幌ラーメンが美味かった。労働したお蔭もあるな。
 その後は、これまでの日常に戻ったということだ。

3月29日(金)「花粉症が重症・・・の風さん」
 花粉症がひどい。おかしい。最後の手段の抗ヒスタミン剤を飲んでもあまり効かない。ちょっと古くなってしまったので、効果が減少してしまったのかな。
 そのような苦しい中、先ずは朝食を摂り、これしかない抗ヒスタミン剤を服用して、屋外作業へ。
 もう3日目になるかな、ザクロの枝の分断。今日でほぼ完了。一度のたくさんの作業をやると疲れてしまうので、そこで中止。
 次は、寝室だ。特殊物入れの段ボール箱を、今日も1個減らした。あと1個減らせば、スッキリ収納できるような気がする。
 最後は、長男の部屋。京都にいて音を上げているので、親が手を出すことになった。甘やかし、と言われても、片付けをとにかくやらなければならない。寝室はこの週末で私の分は終わる目途が立っているが、長男の部屋は、何とかあと1週間で私の分を終えたいのに、その目途はまるで立っていない。今日は、机の横の書棚の整頓をした。まだ先が見えない。
 昼食は雑穀飯とキムチと白湯。
 ルーチンをこなしながら、書評用の書籍の第二、第三候補を検討した。知人から紹介された本で、なかなか面白そうだが、私がその書評を書く資格があるか、少し疑問ではある。
 長編の執筆では、また時代考証にはまっている。わずか1日の出来事になるが、なかなか密度の高い1日なので、しっかり把握しておく必要がある。作業は楽しいが、執筆が遅れて行くのが精神的ストレスになっていく。
 晩ご飯の後、また抗ヒスタミン剤を服用した。
 明日は、朝がちょっと早いので、早めに閉店して入浴し、ベッドの中で読書はしっかりやった。鼻がぐずぐずして不快だ。

3月30日(土)「義母のご苦労さま会・・・の風さん」
 義母はとても働き者である。会社員として定年まで働いただけでなく、その後、福祉関係の仕事をずっと続けて来た。既に80歳をこえたが、シルバー登録して、できる限り働き続けたいと言っている。とは言え、フルタイムに近い仕事から一段落するので、これまでのお仕事に対するご苦労さま会(昼食会)を親族で開催した。
 そこで気付いたことは、当初、義父母の家族は娘姉妹との4人家族だった。もちろん親戚は大勢いる。一家としての構成は4人がスタートだった。私が長女と結婚したことで、家族が一人増えた。やがて妹も結婚。それぞれの夫婦に子どもが誕生したので、義父母には孫ができたことになる。孫は5人になった。その孫たちが成長して結婚し、ついに昨年曾孫が誕生した。
 4人でスタートした一家は、36年を経て、15人になった。つくづく思うが、こういうことが、人間の最も基本的な幸福だと思う。簡単そうで、実はなかなか難しい世の中になってきてはいるが、できれば、こうありたい。誰かが出世するとか金持ちになると有名になるとかは二の次だ。他人に大きな迷惑をかけないことも重要だ。
 約3時間に及ぶ会が終了して、我が家は次女を含めて3人の参加だったが、GSへ寄ってアクアに満タン給油してから帰宅。
 少し小雨がぱらついていたが、すぐにちび助をのせて、ワイフと動物病院へ。3日前にもらった獣医師認定のキャットフードサンプルのおかげで、体重が増えていた。明るい兆し。
 再び帰宅してすぐ2階の片付けをやった。そして、ルーチン。
 晩ご飯の後は、頭痛がするので薬を飲んで、今夜は、読書をして早めに就寝した。花粉症は薬で抑え込んでいる。

3月31日(日)「挽回できない週末・・・の風さん」
 挽回の週末だが、前途は暗い。
 朝食後、風呂掃除。そして、2階の片付けの続き。重点は長男の部屋へ移っている。できるだけ捨てる方針(長男の了解は得ている)。
 家族それぞれの時計(生活リズム)がずれているため、昼食は2回摂ってしまった。
 ルーチンをさっと終えて、来月のセミナーのテキスト作成に着手。これは半日もあれば完成するのだが、他にやることが多いので、キッチンタイマー方式で30分で終了。続いて、児童書の構想検討。これもキッチンタイマー方式で30分で終了。
 夕方のホットタイムは省略するつもりだったが、呼び出しがかかった(笑)。
 今日は地元の神社の祭礼で、ワイフと見に行こうと言ってあったが、私が中止したので、ワイフは機嫌が悪いと思ったが、諦めたようだ。
 やっと執筆再開。歴史的背景は大体把握できているのだが、ストーリーが当初の構想がぐらついている。必然性のある設定でないと、読者がついてこないので、悩む。あれこれと資料を見ながら、閃きを待ったが、小説の神様は降りてこない。
 昨夜の事件を書いておくか。早めに寝ようと焦っているころ、充電を開始したスマホを触ったのが運の尽きで、なぜか起動しない。電源オフしたつもりはないが、電源オフ状態である。そして、起動スイッチを入れても起動しないのだ。
 こういう時はネット検索に限る、というわけで、調べてみると、私のiPhone8では起動しないというトラブルがけっこうあるらしい。強制起動の要領が出ていたので試してみたが、ダメ。まるで、内部で断線しているような感じだった。いくつか試す方法の中に、PCと接続というのがあった。接続してどうなる? と思ったが、やってみた。正常ならiTunesが立ち上がるそうだ。もちろん立ち上がらない。……と、ところが、突然、スマホの画面にリンゴが出現した。あれれ? その後、何事もなかったように使えている。こりゃ正に小さなPCだ。
 午前2時過ぎまで頑張ったが、疲れてあえなく閉店。やれやれ。寝ながら考えるか(^_^;)。

2019年4月はここ

気まぐれ日記のトップへ戻る